教育とITを掛け合わせた「EdTech」とは?

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近年、どの業界でもITの活用が欠かせないものとなっています。それは教育業界も同じで、教育とITを掛け合わせたEdTechというものが盛り上がりを見せています。2020年までに小中学校で1人1台タブレットが支給されるという方針が文科省で打ち出されたこともあり、国内の教育市場の中でも大きなマーケットとして期待を寄せられています。

EdTechの進んでいる海外では、子どもが家にいながらオンライン上で行われる授業を受け、分からなかった部分の補習を学校で行う反転学習というスタイルが一部の学校で採用されています。家で動画を見ながら授業を受けるというのは、ひと昔前では考えられませんでした。子ども1人1人の学習状況を把握しながら進めていかなくてはいけないものの、革新的な教育スタイルといっていいでしょう。

日本でも、2016年にカドカワが新しいネットの学校であるN高等学校という通信制高校を開校し、話題となりました。授業やレポートの提出はネットで行うため、時間にとらわれることなく自分のペースで学ぶことができます。もちろんITツールも充実しており、分からないことがあればリアルタイムで講師に質問できたり、生徒間で交流を深めたりすることも可能。さらに通常科目だけではなく、プログラミングや小説、ゲーム、アニメ、ファッションなどの多種多様な授業もネットで受けられます。好きなときに好きなだけ自分のやりたいカリキュラムを選ぶことができる自由度の高さから、入学者数も増えています。

今までの教育は、指導者から与えられる画一的な教材やカリキュラムに基づいたものばかりでした。しかし学習者の興味や能力はそれぞれ異なります。その改善に一役買ったのがN高等学校でも使われているネットを活用した学習システム。本人の意思で興味のある分野を選び、能力に合わせたペースで学ぶことを可能にしました。ますます進化していくITを柔軟に取り入れることが、体制の大幅な変更を好まない教育業界に新しい風を吹き込むためのポイントになるでしょう。

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